長いことせどりをしていると、どんなに気を付けていても発生してしまうのが不良在庫です。
うちの店舗の場合…自己発送で扱っている本に関しては回転率も良いので、不良在庫は少ないのですが、FBAを利用しているメディア商品に関しては人に見られたくないぐらい在庫を抱えています。笑
今回はそんな商品に対しての考え方を軽くまとめていきます。(損切りが下手くそな僕が書いても説得力ないですが。笑)
不良在庫になってしまう原因とは??
誰だって、好きで不良在庫を抱えるわけではありません。
しかし、どんなに上手い人でも不良在庫を抱えた事がない人はいないのでは無いでしょうか??
そこで、まず不良在庫が発生する原因を考えていきます。
そもそも仕入れが下手
これをいったら元も子もないのですが…。
一番の原因はこれでしょう。笑
正常な判断で仕入れた商品…なら仕方ないのですが、僕の場合…不良在庫になる商品はかなりの高確率で
『何となく仕入れた商品』か
『ちょっと無理やり仕入れた商品』です。笑
例えば、その日の仕入れが上手くいかなくて、焦ってしまってちょっと無理やり買ってしまった。
こんな感じの商品は、大抵の場合無理して仕入れるような商品じゃないことが多いです。
やはり焦りは禁物ですね。
損切りが下手
せっかく買ってきたから…という愚かな理由で、無理やり何とかして利益を出そうとする気持ちは僕も痛いほど分かります。

しかし、Amazon販売でカートも取っていない、ライバルも多い、他の店舗と差別化できない…こういった商品を値下げしないで売り切るのはかなり困難です。
勿論商品によりますが…基本的には仕入れてきた時よりも相場が上がることは稀なので、ライバルが多い商品に関しては潔く値下げして売り切ってしまった方が良いでしょう。
トレンド商品の積みすぎ
僕の場合は、このパターンが一番多いです。
例えば、解散(するかも)報道があった嵐の関連商品を例に挙げると…
初回限定盤やDVDなどはバシバシ売れるので、いっぱい積んでいてよかったのですが、CDのシングルまで手を広げた結果、納品と値下げが間に合わず見事に不良在庫になってしまいました。(自己発送でも売っていたのですが、力及ばず…でした。)
勿論、トータルでみたら思いっきりプラスなので、やったこと自体は間違ってはいないと思いますが、不良在庫になる原因を作ってしまいました。
ツールの設定が下手…もしくは使っていない
価格改定のツールは必ずいるもの…ではないですが、あるのと無いのではそれこそ雲泥の差が出ます。
僕も初めのうちは在庫が1000個程度だったので、毎日のように手動で価格改定を行っていました。(今考えると色々と勿体ないですね。笑)
時間効率や正確性を考えたら、早くツールを導入するべきだった…と今では思っています。
少し話がそれてしまいましたが、話を元に戻します。
ツールを使っていると、少し油断する…というか、全部やってくれるもの…みたいに感じるのですが、たまにはしっかり自分の目で確認することをオススメします。
理由としては(僕が使っているプライスターの場合…)
- そもそもツールが起動していない(価格の自動変更の押し忘れ)
- 中古品にもかかわらず新品より高い価格になっている
- 赤字ストッパーで価格が止まっている
- 仕入価格の入力が間違っていて、有り得ない価格で販売されている
などなど…きっと他にもあります。
とにかく、売れるべき商品が売れない場合は一度確認してみてください。
不良在庫にさせないために必要なのは??
不良在庫になってしまう原因は上に書いたのですが、それを避けるための一番の対策は当たり前ですが
価格の改定
です。
順当な値下げ
値下げにやり方なんてありません。
しかし良く聞く…そして良く効く方法としては
10000円
で販売している商品に関しては
9980円
にした方が売れるというものです。
これは大台に乗るか乗らないか…という違いがあるので当たり前ですが、僕の経験上
2000円
で販売している商品に関しても
1980円
にした方が売れます。
ぶっちゃけ心の中では(20円くらい対して変わらないじゃん…。)
と思うのですが…、実際に
3ヶ月くらい売れなかったCDを20円値下げしたら翌日に3枚売れた
なんてことはよくあります。
是非お試しください。
敢えての値上げ
これはちょっと信じられない話かもしれませんが、状況によっては値上げも効果的です。
そして実際に今月1商品、値上げの成果が出ました。

最終的にはこんな感じで売れたのですが、この商品は19800円になったり、25000円になったり…を繰り返していたのですが、ある時19800円で出品している出品者が僕を含めて2人になり、次の出品者の価格は33000円という状況になりました。
そこで僕はツールを一度停止させ、32500円に値上げし放置することにしました。
結果、19800円の商品はすぐに無くなり、それから1週間以内に僕の商品も32500円で売れていきました。
こんな感じで、特殊な条件な場合は値上げするのもありです。
買い手側の気持ちを考えてみると良いかもしれません。
まとめ
不良在庫は出来れば発生させたくないものですが、物販をやる以上ある程度は仕方ないものだと思います。
僕の場合は、売れ残ってしまった商品を有り得ない金額まで値下げすることで、日頃のストレスを発散しています。笑(それでも売れない場合があるので困るのですが。)
いずれにせよ、不良在庫が発生してしまったら(できれば発生する前に)速やかに損切りし、その回収したお金で新しいフレッシュな商品を仕入れた方が最終的には得をすると思います。
そして、赤字になってしまった商品に関しては
- なぜ赤字になってしまったか
- 仕入れに無理はなかったか
- ツールの使い方は適切だったか
- 次はどうするべきか
などの反省点を見つけ、今後にいかしていきましょう。
この記事を教訓に、僕も頑張ります。笑
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