【中古品販売の最大の敵!?】返品について考えてみました

せどり

僕は本は9割自己発送、メディア商品やその他の商品は基本的にFBAを利用しているのですが、FBAは特に返品率が高いです。

しかも、これは根拠がない…。オカルト的な話かもしれませんが、なぜか返品って続くんですよね…。

1回あると同じ日に2個、3個と続き、悲しいような虚しいような気持ちになります。

FBA商品の返品について

まずはこちらの画像をご覧ください。

…。

『返品は簡単です』

なかなかのパワーワードですよね…。(今年の流行語大賞狙えるかも。笑)

こんなに堂々と書いてあったら、みんな気軽に返品しますよね。

FBA商品の返品が簡単な理由

Amazon内には悪質な業者も混在しており(評価欄をしっかり見ていれば分かるのですが)そもそも商品が届かなかったり、中古商品を新品と偽って販売していたり…。と様々な被害がでているようです。

そういったことを懸念して返品が簡単にできるアピールをすることでAmazon離れが起きることを防ぐ目的があるのでしょう。

しかし、真面目に販売している出品者目線でみたらやはり納得のいかないことが多く見られます。

悪い言い方ですが…Amazonにいえば簡単に返品できる。と、味を占める購入者も実際にいると思います。

FBA商品の返品の主な理由

うちの店舗で実際にあった返品理由を、よくある順番に並べてみます。

  1. 製造上のトラブルまたは不具合がある
  2. 間違えて注文した
  3. 都合により必要が無くなった
  4. 注文した商品とは違う商品が届いた

他にもあるのですが取り敢えずこの4つをまとめていきます。

製造上のトラブルまたは不具合がある

製造上のトラブル…は幅広い意味で使われるので一番多い返品理由です。

特にうちの店舗はメディア商品を多く扱っているため仕方のないことですが、途中で再生が止まってしまった…などの理由で返品されることが多くみられます。

傷が酷い商品は出品しないか、もしくは再生確認をするのですがそれでもなかなかゼロにはなりません。

間違えて注文した

え??

っという感じですが、意外に多いのがこれです。

『DVDだと思っていたらBlu-rayだった!!』

とかなら全然いいんですけど

『持っているのに注文してしまった!!』

とかは、返品理由としてどうなのか…考えてしまいますね。

都合により必要が無くなった

これも本当に多い…。この理由の中で一番ひどかったのが購入してから2週間後くらいに

『他の出品者が安く出しているのを見つけたので、そちらで買い直すため、一度返品します。』

というものでした。笑

そんなこと許されるんですね…。

注文した商品とは違う商品が届いた

これは完全にこちらのミスです。(いや半分はブックオフのミスですが。笑)

中古商品のため勿論検品はしているのですが、例えば同じアーティストの違うタイトルのものが入っていたり、1巻を買ったのに中身は2巻だった…。みたいな場合は見た目に違和感が無いため気づけないこともあります。

そして、先ほども少し触れましたが…。ブックオフで買い物をしていると中身が違うことがよくあります。違うどころか中身が入ってないこともありますからね。

検品の際はお気を付けください。

その他の理由

住所が間違っていたり、コンビニ受け取りにしておいて取りに来なかったり…。

例をあげたらキリがないのですが、なかでも衝撃的だったのが

『手持ちのアイテムとの互換性がない』

という理由。いや、この理由自体はよくあることなんですけど…。

この理由で返品されてきた商品が『書籍』だったんです。(きっと購入者様が日本語に対応してなかっ…。

FBA商品の返品について まとめ

これは嘘みたいな本当の話なんですけど、この記事を書きはじめてすぐに

『返品したい…。』

と購入者様からメールが来ました。

ちなみに今日の返品理由もかなり衝撃的で

『CDを聴いても効果がなかったので返品したい。』

とのことでした。

ちなみにこの商品は【聴くだけで○○になるCD付の書籍】です。

つまり、聴いたけど○○にならなかったから返品したい…と。

いや、こんなのだめでしょ!!

と思いましたが、Amazonでは基本的に返品を断れないのでちょっと棘のあるメールを返信しておきました。(現在お返事待ちです。)

結論から言ってしまうと、Amazonで商品を販売する以上、返品や返金は避けては通れません。いやなら辞めろといわれて終わりです。

しかし幸いなことにFBAを利用していると購入者様と直接やりとりしなくてもよいため、そこのストレスは少なくて済みます…が、おそらく直接やり取りしないからこそ気軽に返品されるのだと思います。(効果が出ないので返品…なんて普通の本屋に持っていったら大変なことになりますからね。)

返品率に関してはビジネスレポートで確認できるのですが、うちの店舗の場合は1年間で約26000点の販売のうち返品率は0.76%でした。

あれ、こうやってみると全然多くない。…と思ったのですが、自己発送の商品も混ざっているのでこんな感じなんでしょうね。

返品や返金はどんなに頑張って、どんなに気を付けてもゼロになることはないと思います。しかし、検品の精度をあげることでゼロに近づけることはできます。

中身違いに気を付け、傷などの有無をしっかり記載する…といったあたりまえのことをしっかりおこなうしかありません。

返品や返金で萎えてしまう気持ちも分かりますが、みんな同じ気持ちなので頑張って耐えましょう。

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