本せどり最大の特徴は、その仕入れ対象の種類の多さです。
種類の多さという特徴はメリットでもあり、デメリットでもあります。
今回は、あの天下のブックオフでも『書籍のトレンド商品の場合は反応が遅い…もしくは反応しない』といった趣旨の記事を書いていきます。(2019/06/27現在のトレンド商品を何点か紹介しています。)
書籍のトレンド商品とは??
近年ブックオフでは特にメディア商品(CD,DVD)はトレンドに敏感に反応しており、価格改定の速度がとても速くなりました。(逆に値下げの価格改定が遅いので、Amazonの新品より高い価格の商品もよく見かけますが…。笑)
しかし、中古本の場合ほぼスルーしています。
これに対して少し理由を考えてみると
- そもそもトレンドに気づいていない
- 種類が多すぎるからスルーしている
- 一度単Cコーナーに落とした本には触れない
- お店にどの本があるか、そもそも把握できていない
4は想像ではなく、確実にそうだと言えます。
…というのも、店内で
『○○の本を探しているのですが…。』
みたいなお客さんがいるのですが、これに対して店員さんが
『ここの棚に無かったらないです。』
と答えているのをよく見かけます。
店内にどの本があるか、または近隣店舗の在庫状況などもどうやら管理していないみたいです。(CD,DVDの場合は店舗ごとに管理されているみたいですが、これも店舗によるかもしれません。)
少し話がそれてしまいましたが、書籍のトレンド商品に話を戻します。
書籍のトレンド商品の例
例えばこちらの商品
20世紀最後の戯曲集
なんで値段が上がったのか…はお調べください。笑
この商品は今までの価格からしたら当然なのですが
単Cコーナーに普通に置いてありました。
もしかしたら近隣の店舗にまだあるかもしれません。
因みにですが…この商品は先日仕入れてきたのですが、出品して2日で売れました。
緊急取調室 2 (幻冬舎文庫)
こちらは言うまでもなく、ドラマの放送による一時的な在庫切れ商品です。
画像が無くて申し訳ないのですが、こちらの商品は108円で仕入れました。
橋をかける (文春文庫)
こちらの商品は…作者が作者なので当然の値上がりですね。
こちらの商品も
こんな感じで108円で仕入れました。
このような『ぷちトレンド商品』はタイミング良く仕入れることができればとても美味しいです。
書籍のトレンド商品を見つける方法
それではこのような商品を見つけるために僕たちができることはなにか…
それは
『全頭検索』
これしかありません。
そもそも僕たちせどらーが仕入れの対象にするのは『相場(Amazonの価格)との価格差がある商品』なので、仕入れてくる商品のうち8割~9割くらいが一括管理…『ところてん』された商品なのですが、紹介したような『ぷちトレンド商品』は普通に単品管理された商品の中にも紛れ込んでいます。(一括管理、単品管理って何だっけ??という方はこちらの記事を参考にしてください。)
それらを全て仕入れるためにはやはり全頭検索…が一番の方法ということになります。
まとめ
そもそもトレンド商品というのは、お店もライバルも一般のお客さんも価値が分かっている…とても競争力の高い商品です。
そのためCDやDVDのトレンド商品に関しては、トレンド商品であることが分かっていてもお店に無い、ネットで仕入れようとしても在庫が無い…。といった状態になります。(僕はCDやDVDもメインの仕入れ対象なのでこの気持ちが痛いほど分かります。)
しかし、本に関しては
『トレンド商品を狙って仕入れに行く』
というよりは
『全頭検索していたらトレンド商品に気づいた』
というパターンのほうが多いと思います。(実際に僕はそうです。)
なんでこうなるかというと一番始めに書いたように…書籍のほうが圧倒的に種類が多いため探しにくい、そもそも棚の所定の場所に無い…といった原因。そしてブックオフ側も値上げの対策をしていないことが挙げられます。
つまり本のほうがトレンド商品に出会える確率が高い…という考えかたもできます。
まあ、その分本せどりにはライバルが多いのでなんとも言えませんが…。
結論として
『結局、全頭検索かよ…。』
と言われそうですが…。
そうです!!結局全頭検索が最強です。笑
注)全頭検索は時間がかかる行為です。店舗状況により時間効率を考えて適切に行ってください。笑
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