僕がせどりを始めてから今年で7年目になりますが、これまでも様々なライバルせどらーをブックオフ内、またはツイッター内で見てきました。
そんな中、せどりを始めてからずっっっと気になっていることをこれから雑に殴り書きしていきます。
(特定の誰かを中傷するつもりは全くないので、そのあたりは悪しからず…。)
僕がずっと気になっていたこと。
これまで数多くのライバルせどらーをみてきたのですが実際に会ってお話しする機会がないため、ずっと疑問に思ってたことがたくさんあります。
- 絶対波形確認してないでしょ??
- 書き込みあるかもしれないのに中身見ないの??
- それ…カバー水濡れしてるけど大丈夫??
- 3センチ超えてそうだけど大丈夫??
などなど、気になることは多々あるのですが、そんなことはどうでも良くて…
今回はこれだけに絞って書いていきたいと思います。
『利益薄すぎない??』
利益薄すぎない??
『薄らー』とは、利益が薄い商品でも高回転のものなら仕入れの対象にするせどらーのことです。
【最強(?)のせどり。】『薄らー』について考えてみた
薄らーは良いんです。
でも薄いにも限度があると思うんですよね。
いうならば『超薄らー』とでも名付けましょうか。笑
薄利の限界
僕自身、自他共に認める薄利多売せどらーですが、それでも流石に限度があります。
ここらへんは勿論ランキング、仕入れ値、ライバルの数、鉄板商品…などなど、様々な要因によるので一概には言えません。
ただ個人的には
文庫、新書>単行本>ムック本、雑誌
単C>プロパー
2cm以内>2cm以上
の順で、利益が薄くても許される…限度があると思います。
例を挙げると
- 210円→717円(送料込み)
- 770円→1387円(送料込み)
ともに送料、梱包費抜きで300円利益がでます。(実際には送料と梱包費を引くと200円弱になります。)
あくまでも僕の場合ですが…1は仕入れますが、2は仕入れません。
理由としては単純で…770円使って200円の利益では割に合わないからです。
また損切りや処分する手間を考えた場合、2センチ越えの商品やA4サイズを超えそうな児童書、絵本などは特に利益に余裕を持って慎重に仕入れないといけません。
そもそも中古の書籍は狙った値段では売れない
本せどりをしてる人ならわかると思いますが、中古の書籍は特にいくらで売れるか判断するのが非常に困難です。
これは何年かかっても分からない…そう、永遠の謎です。笑
この理由としては様々な要因があるのですが
- 価格改定ツールで「可」についていってしまう「良い」の出品者が多数いること
- 夜に同業から「刈り取り」しようとする悪質なセラーがいること
- ブックオフのセールなどによる全体的な値下がり
- 需要が多くなることによる全体的な値上がり
- トレンドなどによる一時的な爆上がり
勿論これ以外にも様々な要因があると思います。
ただ全体的に書籍は出品者の数が多い、または増えやすい、そしてほとんどのセラーが価格改定ツール任せになっているというのが一番の要因でしょうね。
そのため、僕は基本的に
『○○円以上で売れそうだな…。(多分。笑)』
といった仕入れをしています。(中古の書籍の場合。)
超薄らーの仕入れ その1
人によるのですが…。
僕が店舗で今まで見てきたせどらーさん、またTwitterで見たせどらーさん…。
中にはとんでもない超薄らーさんがいます。
例えば先ほど例に挙げた770円→1387円(送料込み)どころか1200円でも余裕で仕入れ。
年間通して販売が5個。更に現在最安値価格は送料込みで350円の本を210円で仕入れ。
この前初めて見たせどらーらしき人、カメラで検索してるっぽいのに、あっという間に2カゴ満タンにしてました。
— あ。@ブックオフせどり (@at_0128) September 10, 2020
気になったので、タイトルで本を(こっそり)検索したら
『一年で5回、最安値送料含350円、店舗価格210円』
の本😨
あれはせどらーさんではないのかな🤔
もはや仕入れた時点で赤字のような…。
結局この人はせどらーさんだったのか…。
今でも謎です。(この数カ月後に消えていきましたけど。)
この人たちが通った後には何も残らない…というのは言い過ぎですが、とにかく何でも仕入れてるので作業量とか大変そうですよね…。
超薄らーの仕入れ その2
先ほども書きましたが、利益の薄さの限界の基準として僕には
文庫、新書>単行本>ムック本、雑誌
というマイルールがあります。
この理由は簡単で、「書籍の大きさ、重さ」は「管理のしやすさ、運ぶときや販売後の手間」ともリンクしているからです。
重さや厚み、大きさによる送料問題は勿論ですが、本棚に収まる冊数や梱包時の手間は金額以上にデメリットになります。(数が多ければ多いほどそのデメリットはボディブローのように効いてきます。笑)
そのため専業の方の中には雑誌、ムック本を避ける人も多いです。
しかしそれを逆手にとって雑誌やムック本をメインに仕入れる人もいます。
どちらが正しいか…正解はありません。
ただ、少なくても同じ利益なら僕は文庫、新書を優先して仕入れるべきだと思います。
そして一番やってはいけないことは利益の薄い雑誌、ムック本を大量に仕入れることだと思っています。
でも…店舗回ってると結構居るんですよねこういう人。
まあ良いんですけど。
お店はいっぱい売れるからWIN
棚が枯れるから僕もWIN
買った人も満足感が得られてWIN
うーん、みんな幸せで良いですね!!
…ただ初心者の方はこのような仕入はしないことをオススメします。
まとめ
このブログを書いた翌日に店舗に行ったら早速居ました超薄らーさん。
この人はカゴを通路に置いておくマンなので、通るときに(こっそり)一番上の商品検索しちゃうんですけど、大抵薄利すぎてダメなやつかランキングが酷すぎて仕入対象にならないやつなんですよね…。
でもオーラとしては確実に僕より稼いでる感じなので、本当に謎が深まります。
それこそ僕以上に物量でゴリ押ししてる人か、もしくは業者さんでしょうか…。
本せどりしている人で『仕入基準が全く同じ人』というのは存在しないと思います。
そこの基準が違うから共存できている部分もあると思うので…。
ただあまりにもかけ離れている人が多すぎて、僕が間違っているんじゃないか不安になることが多々あります。
いや、実際に僕が間違ってるのかもしれません。笑
そう思うくらい、色んな手法がある本せどりは本当に奥が深くて面白いですね。
そもそも販路が違うのかもしれないので何とも言えませんが…。
これからもせどらーがいたら(こっそり)観察を続けていくので、また我慢できなくなったらブログにまとめていきます。
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