僕が誰にも頼まれずに通い続けるお店、それがブックオフです。
一年間に数十か所のブックオフを周り、2000万円ほど買い物をする僕の目線でブックオフについて勝手に少しだけ考えてみました。
せどりとは話が少しそれますが、暇な方はお付き合いください。
そもそもブックオフは何をしに行く場所か??
ブックオフは何をしに行く場所でしょうか??
せどりに出会う前のことを思い出してみましょう。
僕の場合は…ブックオフは暇つぶしで立ち読みしに行く場所でした。
それか、友達との待ち合わせ場所として利用していました。
正直な話、せどりをする前はブックオフで商品を購入したことはあまりなかったですね。
理由は、基本的に自分のものは新品でしか購入しないからです。(これは今でも変わりませんが。)
購入者側として見たブックオフ
『せどり』と出会った今では一年間で2000万円分くらいの商品を購入しています。
ブックオフの一般的なイメージとしては、中古品の商品数が多い、安い、でも商品が汚い…のような感じでしょうか。
ブックオフの商品数は確かに多いのですが、やはりネットショップなどと比べると種類が豊富とはいえず、やはりお客様からの買取で成り立っている店舗だと実感します。
目当ての商品が見つからない
実際に僕はどの商品がどこにあるか…は勿論把握していますが、目当ての商品を見つけるのは非常に困難です。(そもそも目当ての商品が店舗に無い場合のほうが多いです。)
ブックオフはあくまでもリユース店舗なので、人が売りに来なければ新しい商品は入荷しません。
探しているもののレアリティが高ければ高いほど、当然遭遇する確率は低くなります。
昔はそれでも何店舗か探して…みたいな熱心なユーザーもいたのかもしれませんが、今ではAmazonやメルカリなどで、お金さえだせば簡単に手に入るようになりました。
販売額が高い
特に若い世代の人たちがAmazonやメルカリと価格を比べている場面によく遭遇します。
『待って、Amazonのほうが全然安いんだけど…』
みたいな声をよく聞きます。
単品管理が当たり前になった今では(確実な情報ではないですが)ブックオフは出品の際、Amazonの価格より10%ほど安い価格を設定することが多く見られます。少なくともAmazonを意識していることは間違いないです。
なのになんで
『待って、Amazonのほうが全然安いんだけど…』
と言われてしまうのか…
それはおそらく値下げが遅いからだと思います。
僕自身、Amazonの出品者なのですが、中古商品の最安価格は毎日変動します。
だからAmazonのセラーはお金を出して『価格改定ツール』を利用することで、条件付きの最安価格を毎日維持しているのです。
店舗型のブックオフではそうはいきません。
何日間、何か月間、ものによっては何年間か…価格を放置し続けるので、Amazonの新品よりブックオフの中古商品のほうが高い場面に遭遇することもしばしばあります。
また最近は一時的なトレンド商品に敏感に反応して価格をあげるお店も多くなりました。
昨日行ったブックオ◯で
— あ。@せどり組織化中 (@at_0128) July 19, 2019
これとかこれ(涼宮ハルヒ、けいおん)
今、テレビですごい騒がれてるから値段上げたほうが良いです
って、商品売り場で話してる恐らく店長クラスの人たちを見てドン引きしました😔(せめて客の居ないところでやりなさい🤕)
当然ですがトレンドは一時的なものなので、相場価格が上がるのは一瞬です。
しかしブックオフでは大抵の場合、値上げしたまま放置するので、Amazonの価格とはどんどん離れていきます。
結果として
『待って、Amazonのほうが全然安いんだけど…』
ということになってしまうわけです。
それに加えて、需要がありそうな『ジブリ』『ディズニー』『ジャニーズ』『アイドル』『邦画系』は特に値付けが強気だな…と感じます。
需要があるからこそ価格を高めに設定するのは当たり前なのですが、高いから売れない…というのも事実なので機械的にやるのではなく、流動的な考え方も必要に感じます。(例えば同一商品が○○個以上になったときは値下げカートに放り込むとか…。何か月かたっても売れない商品は一括管理にするとか…。)
そもそもライバルはAmazonじゃない
ネットショップと対抗するのは良いのですが、おそらくAmazonとブックオフはそもそもお客様に求められているものが違うのではないか…と思います。
(せどり関係なしに) 僕の感覚でいうと
Amazonは買い物する場所
ブックオフは暇つぶし…のついでに(安くて)良いものがあったら買う場所
といった感じです。
他の販路と簡単に価格が比べられる時代なので、価格が高いのはすぐにばれます。(店舗によっては価格を調べているだけで店員さんが走ってきて注意してくるところもありますが、頑張る方向を確実に間違えています。)
価格の面で言ったら…当然送料などはかからない上に、口を開けていたら勝手にお客さんが商品を売りにくるような形態なので、Amazonよりは大幅に安くできると思うのですが…どうでしょうか??(店舗の家賃とアルバイトの給料でチャラなのかな…。)
その他の問題点
返品が面倒
Amazonで購入すると、翌日自宅に届く上に、万が一不良品だったら返品も簡単にできます。
ブックオフでも勿論返品はできますが、近場ならまだしも…遠い店舗の場合、まず電話するのが面倒くさい、行くのも面倒くさい、郵送するのも面倒くさい…といった感じになります。
また店舗によっては返品期限が1週間に定められています。一度に大量に買う購入者は1週間じゃ見切れません。
検品が雑過ぎる
店舗にいると検品している光景を見ることがあるのですが、例えば本の検品は1点につき2、3秒じゃないでしょうか。
実際に買い物をたくさんしていると色々な意味で不良品が多いです。
- 商品の中身が違う
- そもそも中身が入っていない
- ページが切り取られている
- 本に付属しているはずのディスクが無い
- 付属品が全然足りていない(記載もない)
- めちゃくちゃ汚い(カビ、水濡れ、虫がはいっている)
きっと他にもたくさんあります。
勿論中古品なのである程度は仕方ないとは思います。
でもそういうことの積み重ねがイメージダウンに繋がっているのも事実です。
店内が汚い、騒がしい
勿論全部の店舗では無いですが…場所によってはメディア系商品に積もっている埃の量が半端じゃない店舗があります。
仕入れしていると指が黒く、汚くなるお店も珍しくありません。
僕は仕事なので…ある程度は我慢していますが、もし僕が一般客だとしたらそのお店からは購入したくありません。
また、店員さんがいつも大声を出しながら走り回っているのをよく見かけます。
僕は意外と育ちがよいので(笑)、お店の中で走り回ったり、大きな声でお話しちゃだめだよ🙅♀️
— あ。@せどり組織化中 (@at_0128) July 28, 2019
特に本屋さんとか、人が静かにしているところでは気をつけてね!
…という教育を受けて大人になったんですけど、BOOKOFFでは誰よりも店員さんが店内をドタバタ走り回っててびっくりしますよね🙄笑
どちらかと言うと本屋…だと思うのですが、もう少し静かにした方が良いような…。
ただ、あの挨拶には『万引き防止』の効果があるとかないとか聞いたことがあるので、せめて走り回るのだけ何とかして欲しいですね。
まとめ
書いているうちに書きたいことがドンドン増えていつの間にか長文になってしまいました。
でもまだまだ書けと言われたら全然書けます。
パート3くらいまでは余裕で書けるのでは無いでしょうか。笑
なんだか『ブックオフを批判している人』みたいになってしまいましたが、逆ですよ!!
愛あればこその記事なので誤解しないでくださいね。(愚痴が出るのは期待の現れです。)
少なくとも僕たちブックオフせどらーが存在できるのもお店のおかげなので感謝の気持ちは常に持っています。
残念ながらせどり禁止の店舗も未だにありますが、できればこれからも末永く共存していければ…と思っておりますので、何卒宜しくお願い致します。笑
今度はブックオフの良いところだけを集めたブログでも…気、気が向いたら書きます。
最後になりますが、制服の色をブックオフのイメージカラーであるオレンジ系か青系に変えませんか??笑
(黒い服を着ているといつも店員さんに間違われるんですけど、僕の持っている服の9割が黒なので…どうかお願いします。笑)
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