『せどり』は基本的には孤独な仕事です。
仕入れして検品して発送して…。仕入れして検品して発送して…。
の繰り返しの日々に飽きてしまう人も少なくないようです。
そこで考えられる手段が、仕事を外注するか人を雇うか…です。
僕は現在人を雇っているのでその経験から感じたことを少し書いていきたいと思います。
人を雇うメリット
人を雇う…というのは簡単なことではありません。
また特に『せどり』のような仕事の場合、人をしっかり選ばないと痛い目にあうこともあります。
人を雇うメリットとデメリットを書き出していきます。
メリットその1 楽ができる
ずばり、人を雇うメリットは『楽』ができることです。
自分の苦手な作業…例えば『仕入れは好きだけど検品が嫌い』だったら検品担当を雇えば良いので。
たまに検品が嫌いすぎて仕入れが億劫になっている人を見ますが…稼ぎたいはずなのに矛盾していますよね。笑
そんな時、検品担当がいれば心おきなく仕入れができます。
メリットその2 新しい発見がある
一人だと考えつかなかったアイデアが出ることも大きなメリットだといえます。
せどりを長く一人で行っていると、どうしても同じ手法に固執してしまったり、間違っていることに気づかないで何年もずっと間違いを続けていたり…と、いったことがおきます。
しかし、自分以外に商品に触ってくれる人がいると、今まで思い浮かばなかったようなアイデアが出ることもあります。
実際に僕もそれで助けられたり、それがきっかけで利益につながることもあり助かっています。
メリットその3 寂しくない
一番最初に書いたのですが『せどりは孤独な仕事』です。
下手したら『今週はブックオフの店員さんとしか喋ってないな…』なんてこともあるのではないでしょうか。
しかし、人を雇うとそういうこともなくなります。
また、人はそれぞれ興味の方向が違うので、スタッフさんとの食事中などに思わぬ形で良い商品を見つけたりすることもあります。
人を雇うデメリット
デメリットその1 自分でやったほうが早い
人を雇う一番のデメリットはこれではないでしょうか。
初めのうちはまだいいのですが、仕事に慣れてきたのに作業ペースが遅い場合なんとも言えない気持ちになります。
また、あまりにフォローし過ぎると自分の仕事も疎かになるばかりではなく、スタッフのレベルも上がらない…という悪循環に陥ります。
デメリットその2 色々と手続きが面倒
人を一人雇うのは簡単なことではありません。
雇用保険や労働保険、源泉徴収や税金関係、給与やモチベーションの管理…などなど、様々な責任と義務が発生します。
一人で仕事をしていればどんなに楽だったか…と考えたこともありました。
こう考えると我ながら、色々面倒な手続きなのによくやったなと思います。笑
デメリットその3 さぼれない
僕はある意味『プレイングマネージャー』なのですが…人を雇っていると
気が向かないときはサボる!!
ということができなくなります。(いや、正確にはサボりにくくなります。笑)
みんなが頑張っているのだから自分だけさぼるのは…と思うと、なかなか休みがとりにくくなるんですよね。
そのおかげで利益は上がるので…デメリットではなくメリットに書くべきだったかもしれませんね。笑
せどりで人を雇うメリットとデメリット まとめ
教えるくらいなら自分でやったほうが…。と思ってついつい全部自分でやってしまったり、ノロノロやっているスタッフにイラついたり…。
いわゆる『自分でやったほうが早い病』ですが僕も完全にこの病気なので、人を雇ってからも初めのうちは色々と悩みました。(そのおかげで本もたくさん読みました。)
人にモノを頼む場合『自分の理想の7割』やってくれれば上出来ですが、僕の理想が高すぎるせいか、ギャップがすごくて…。
しかし、分業をしっかりおこない、言い方が悪いですが『我慢』を続けた結果、今はスタッフさんのおかげで大助かりしています。(むしろ僕の期待を超えてくれることも頻繁に起きるようになりました。)
作業効率の点から考えたら当り前ですが、 確実に利益は増えますからね…。
人を雇うことは簡単ではありません。
『相手の人生を変えてしまう』可能性があるので適当な気持ちで雇うのはおすすめしません。
しかし、しっかりと向き合い、管理できる自信があるなら検討してみるべきだと思います。
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