【雑記】期待値と見込み利益について少しだけ考えてみました

雑記

僕は子どもの頃、数字が好きではありませんでした。

どちらかと言うと文学少年だったので、子供のころから国語の成績がとても良…。

なんてどうでもいい話なので、さっさと本題に入ります。

この記事自体、僕の自己満足なので読み飛ばしてもらっても構わないですし、僕が正しいとかそういう話ではないので軽い気持ちで読んでくださいね。

期待値と見込み利益

せどりの世界に入る前は、毎日のようにスロットを打ち、その稼いだお金で生活したのですが、その当時からスロットの期待値とせどりの見込み利益というのは考え方が似ているなと思っていました。

スロットで培った考え方はせどりにも共通する部分が多いです。(実際にせどりをしている人の中には元スロッターが多いですね。笑)

期待値とは??

期待値のそもそもの意味は

確率論において、確率変数の期待値とは、確率変数のすべての値に確率の重みをつけた加重平均である。確率分布に対して定義する場合は「平均」と呼ばれることが多い。 例えば、ギャンブルにおいて掛け金に対して戻る金額の期待値とは、戻ってくる「見込み」の金額である。

Wikipediaより引用

だそうです。そもそも別にスロットの専門用語ではないんですよね。

ただ普通に生きているとあまり使うことはない言葉だと思います。

スロットにおける期待値

『期待値』はスロットを打たない人にはあまりなじみのない言葉かもしれませんが、スロッターからするととても大切な言葉です。

『期待値は裏切らない。』

という言葉があるくらいですから。

そもそもスロットというのは完全に確率のゲームなので『期待値』を信じない人は、ただの養分と呼ばれます。(養分とは負けているのに通い続ける人のことです。お店の養分という意味ですね。)

ざっくりと解説すると、スロットには通常6段階の設定があります。

そして、例えば設定1のペイアウトは96%…設定2は99%…設定6は111%…のように機種ごとに機械割が決まっています。

ペイアウトでは分かりづらいので、これを時給換算すると

機械割が96%の設定1を1時間(800回転)打ち続けた場合の期待値は -1920円

機械割が99%の設定2を1時間(800回転)打ち続けた場合の期待値は  ⁻480円

機械割が111%の設定6を1時間(800回転)打ち続けた場合の期待値は + 5280円

となります。(1時間にボーナス別で800回転はちょっと厳しいですがおおめに見てください。)

つまりこの機種の設定6の時給は約5300円…おいしい仕事ですね。

しかし当然ですがお店もそんなに頻繁に設定6を使いません。そのため本当に設定6が見込める熱いイベントの際は開店前から1000人以上並ぶこともあります。

そしてあくまでもこれは『期待値』なので、同じ状況で稼働しても10000円勝つ人や逆に10000円負ける人も出てきます。全ての確率の平均値なのでこういうことも当然起こります。

見込み利益とは??

ちょっと調べたんですけど見込み利益の定義って特にないんですね。笑

しいて言うならこちらもパチンコなどが言葉の発祥…のようです。

でも言葉の意味はそのまま『見込むことのできる利益』なので解説不要ですね。

せどりにおける見込み利益

よくツイッター上でも見るのが見込み利益という言葉。

せどりすとプレミアムでは、仕入れの画面で見込み利益が表示されるのでここのスクショを取るってアップしている人を良く見ますね。

勿論、見込み利益の考え方はとても大切だと思います。そもそも見込み利益という概念がないと仕入れ自体が不可能です。だからみんなモノレートとにらめっこするんですよね。

でも、当たり前ですけど見込み利益はあくまでも見込みですから、実際の利益とは異なります。

前にもそんな感じのツイートをしました。笑

見込利益!!って、その時の最高値が出るからあてにならないですよね😊🍻🍻— あ。@せどり組織化中 (@at_0128) 2018年9月24日

基本的に、現在の最安値の価格(状態合わせ)で計算されているので、俗に言う『俺様価格』とかも含めて見込み利益が出てしまってるんですよね。これじゃあ意味ないです。

(僕の場合の)利益に対しての考え方

じゃあ僕はどうしているか…。というと(あくまでも僕の場合は)こうしています。

見込利益なんて結局計算できないから僕の場合は今まで同じ基準で仕入れ、売った数万点の平均値を期待値として出してます👌
結局は、見込ではなく手元にいくら入るかしか意味がないので💴💴
見込利益だけなら誰だって稼げますからね🍻🍻— あ。@せどり組織化中 (@at_0128) 2018年9月24日

なんか偉そうなツイートですね。笑

まあでもツイートは独り言なので、『僕はこう考えている』というだけです。これが正しいとかそういう話ではありませんのでご理解ください。

因みにそうやって計算した数値はこんな感じでした↓↓↓↓

10443冊の販売で利益が3149909円なので、 一冊あたりの利益は301円…
そして在庫の9.5割は売れる…
って考えたらなかなか良いあれだと思います🤔
薄利多売に感謝🙏 pic.twitter.com/G2LUEjhXIB— あ。@せどり組織化中 (@at_0128) 2018年12月14日

これは『期待値』でも『見込み利益』でもなく『統計』ですね。

期待値と見込み利益 まとめ

僕は元スロッターなので期待値は信じています。

しかし期待値の前提条件として

確率変数の期待値(Expected value)とは、ある試行を永遠に繰り返した時に得られる実現値の平均のことです。

【統計学の入門サイト】統計ドットリンク様より引用

永遠に…。という言葉。

ギャンブルと言われているスロットですが、所詮は機械なので暇な人が偉い人が何万回とシミュレーションを繰り返すことで実践値を算出しています

算出してくれている人には感謝しかないです。

そのため期待値として算出された数値は限りなく実現値に近いものになります

これを物販に置き換えてみると、同じ条件、同じ価格…。と全て同じ状況で繰り返すのはほぼ不可能ではないでしょうか??そもそも売れないで廃棄する場合もありますからね。

こう考えていくと物販に対して『見込み利益』『期待値』がいかに当てにならないか…『見込み利益』『期待値』だけを稼いで満足することがいかに危険か分かると思います。

じゃあどうすれば良いか。

それは、、、

『見込み利益』や『期待値』を少しでも多く稼ぐしかないです。←

永遠に同じ条件で試行を繰り返すのは不可能ですが、少しでも多くの回数を稼ぎその誤差を縮めていくことは可能です

確率の世界では何でもそうですが、数をこなさないと当然結果もついてきません

そう言った意味でも、安定したせどりに必要なのは再現性の高さだと僕は考えます。

だから僕は今も、再現性の高いせどりである『本せどり』を軸にせどりをおこなっている…。そういうことですね。+αで他にも色々仕入れてますけど。

そしてもう一つ大切なのは『失敗から学ぶ力』だと思います。

きっちり期待値や見込み利益を取っているのに赤字になるなんてまずあり得ませんからね。その場合は恐らく前提の期待値や見込み利益の出し方が間違っているのでしょう。

スロットは、期待値がプラスの台を打っていれば負けません。短期間で下にぶれて負けていたとしても長期的に見たら確実にプラスになります。(極稀にそうならない人もいますが…。もうそれはスロットの神様に嫌われているのだと思います。笑)

せどりも同じです。仕入れの際、確実に売れるものをリサーチして仕入れるわけですから、稼げるのが普通のはずです。そうならないとしたら数が足りないか、仕入れの基準が悪いのでしょう。

…。と僕は思います。笑

色々な考え方があって当然だと思うので、別にこの考え方が絶対ではないです。

要は結果が出ていればいいので…。結果さえ出れば、それがその人の中でその時点での正解…。でいいと思います。

少しでも参考になれば幸いです。

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