全頭検索の果てに見えてくるもの。
ブックオフせどりにおける全頭検索とは 棚の端から端まで全て検索するという意味です 。
つまり、お店の中全部!!!
まあ無理…でしょうね。笑
知らないですけど、少なくとも僕には無理です。笑
でも例えば…CDでいえば『邦楽コーナーの商品全部』これは可能です。
実際に僕は、初めのうちは邦楽CDの棚にある全ての商品をバーコードリーダーで検索しておりました。( 僕の場合、CD、DVDのせどりから始めたので …。)
手間もかかり面倒ですが検索を積み重ねていくことで、だんだん利益の出ない商品を覚えていくことが可能です。
勿論、利益の出る商品を覚えることも大切ですが、利益の出る商品を見る回数より利益の出ない商品を見る回数の方が圧倒的に多いので… 利益の出ない商品は自然に覚えていきます。
これは勿論、CDだけに限らずDVDに関しても同じことが言えます。
最終的には、全頭検索しなくても利益の出る商品は見ただけで取れ、見たことのない商品は検索…というとてもシンプルな状態になります。
ただ、本…に関しては商品数が多すぎるため覚えるのが非常に困難です。(実際に僕も4年ほど本に、それはそれはたくさん触れていますが、利益の出る商品はなかなか覚えられません…が、逆に利益の出ない商品はたくさん覚えています。)
そのため取りこぼしなく効率的に行うためにはやはり全頭検索…と言いたいところですが、どうしても面倒くさいっていう人のためにちょっとしたコツがあるんですけど、今回の趣旨とは違うので、また後でまとめていきます。
全頭検索…のメリットとデメリット。
全頭検索のメリットとしては
- 取りこぼしがない(そのお店での最大利益が狙える)
- 商品についての知識が増える
- ビームの速度が上がる
- 事前に気がつかなかったトレンド商品が見つかる
- ライバルのやる気をそぐ
ことが挙げられます。
逆にデメリットとしては
- 時間がかかる
- 目立つ(店員さんに注意される確率が上がる)
この2点だけですね。
しかし『時間がかかる』というのは想像以上に大きなマイナス要因であり、その日の最大利益を狙うなら敢えて全頭検索はしないでお店を移動する…という選択をとることも重要になっていきます。
また、店員さんに注意されたり、他の一般客から変な目で見られることは、特にこれから始めようとする方にとっては一番大きなマイナス要因になると思います。
実際に自分もそうでしたが…初めのうちは必要以上に人の目を気にし全頭検索どころかバーコードリーダーを使うことすら躊躇ってしまいますよね。
…が、そもそもせどり禁止店舗にこそこそ長居するのは時間の無駄なので、初心者のうちは自分の心を守るためにも近づかないことをお勧めします。
禁止店舗の店員さんは、まるで万引き犯を見つけたかのように注意してきますからね…。
せどり禁止店舗には知識がつき、見ただけで取れるようになってから出直しましょう。
全頭検索…をしたくない人はどうすればいい??
先ほど少しだけ触れたのですが、どうしても全頭検索が面倒くさい人向けにお勧めの方法があります。
そもそも全頭検索は、利益の取りこぼしを発生させないために全ての商品を読み込んでいる。…と、言うことは当然ですが前に自分が検索したことのある商品や、すでにライバルが検索したものを多数検索していることになります。
そのため本当に棚の端から端まで、何も考えずに検索しているのは時間の無駄になる可能性があるので、少し考えてから検索した方が効率が上がります。
そこでまず誰もが思いつくのは『誰も検索していない商品』だけを検索したい。
これじゃないでしょうか。
しかし実際には、本棚の中から誰も検索していない商品だけを抽出するのは不可能です。そんな能力あったらすごい楽ですが。笑
普通に考えたら不可能なようですが、それを可能にしてくれる状態があります。
それがこのカート。
どこのお店にもほぼ確実にある、この赤いカート。
ここには今から本棚に移される商品だけが並んでいます。と言うことは、ここの商品はまだ誰も検索していない可能性が極めて高いと言えます。
しかし、周りからも目立つ上に、店舗によっては作業の邪魔になるため注意されることもあるのでそこは臨機応変に対応していきましょう。
本棚の下にある引き出し(ストッカーと呼ばれています)の中にも、稀に利益の出る商品が入っていますが、ここも勝手に開けるのはNGです。
たまにインターネット上でここを穴場…と書いている方も見かけるのですが、ブックオフのホームページにもこう記載されています。
商品を探したいのでストッカー(棚の下にある引き出し)を開けて見て良いですか?
BOOKOFFのホームページより引用
お探しの商品が見つからない場合は店員にお声がけください。店員が在庫の確認をいたします。まことに申し訳ございませんが、店員に無断でストッカーを開ける行為はご遠慮いただいております。
ルールで決められているのに、それを破ってまで利益を求めるのは、周りの同業者だけでなく自分の命を縮める行為です。
禁止行為などに関しては、僕も熱い想いを持っているのでまた別の機会に書いていこうと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
しかし何度でも言いますが『ブックオフせどりは全頭検索が基本』なので、そこだけはお忘れなく…お願いします。笑
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