僕は普段、仕入れに行くときは車移動なのですが、稀に電車に乗って仕入れに行く時があります。
その時に実感するのですが、本って意外と重いですよね…。
これから電車に乗って持って帰る、そういう時って意識的に避けている商品があると思います。
本の重さは??
まずそもそも本がどれくらい重いのか、すこし調べてみました。(目安の重さなので悪しからず。)
- 文庫本 約180g
- 新書 約180g
- 単行本 約300g
- 単行本(ハードカバー) 450g
大体こんな感じでしょうか??
実際に在庫から適当に何種類か抜き出して量ってみたのですが、勿論文庫本でも厚さがものによって異なるので目安として考えて頂ければ幸いです。
こうやって見てみると、同じ一冊でも文庫本や新書のほうが軽いため、特に電車移動をしているせどらーの方が、文庫本や新書を優先的に仕入れたくなる気持ちも納得できます。
せどらーが避ける本とは??
せどらーが刈り取った後の本棚でもほとんど手の付けられていない商品があります。
それはハードカバーの本や、単行本の中でも特に分厚い本。
こうなるには理由が2つあります。
- 重いから敢えて避けるパターン
- そもそも2センチ以下の商品しか仕入れ対象にしていないパターン
この2点を掘り下げて考えていきたいと思います。
配送方法の問題
そもそもまず前提条件として、ゆうメールは基本的に厚さ2センチまで、大きさはA4サイズまで、重さは500gまでが一番安く配送できる条件になります。
500gを超えると値段がかなり上がります。(違う契約をしている人が居たら羨ましいです。)
まず厚さに関しては2センチまでなので、これを超える商品の場合当然ですがゆうメールは利用できません。
そのためうちの店舗ではこの規格を超える商品に関してはクリックポストを利用しております。
クリックポストは厚さ3センチまでで大きさはA4サイズまで、そして重さは1㎏まで送れるので、クリックポストで送れない本は無いと言っても過言ではないと思います。ただ送料が185円なので少し高くつきます(それでも十分安いですが…。)
こんな感じで、本の重さや厚みは配送方法に関わってくる大切な問題です。
個人でやっている場合は多少融通がきくのであれですが、組織で動く業者さんの中には『厚さ2センチまで』と条件を出している場合もあるのだと思います。
仕入れの際の注意点
それでは個人で仕入れをする場合はどうするのか??
僕の場合は3センチ以下だったら仕入れます。
ただ、送料が倍くらいかかるので仕入れの基準は考えないといけません。
そして持ち帰る時の重さもそうですが、本棚の中でもかなり場所を取るので…。ランキングをかなり絞って持ってくるようにしています。
重さの注意
ゆうメールの条件の500gまで…。
基本的に500gを超える本はあまりありません。
試しにご自宅の本などは量ってみると分かるのですが、普段ブックオフに並んでいる本はほとんどの本が500g以下です。
図鑑や参考書のようにあきらかに分厚くて大きい本はあれですが、敢えて気を付ける点としては…『オールカラー』や『写真のページが多い』本でしょうか。
オールカラーや写真が多い本は見た目より重いので、少し気を付けたほうが良いと思います。
厚さの注意
2センチを超える本は結構あります。
勿論ハードカバーの本は特に多いですが、ビジネス本とかでもよく見るので注意が必要です。
何年も仕入れをしていると、ぱっと見で2センチを超えているか超えていないかおおよその区別がつくようになるのですが、初心者のうちはそうはいきません。
実際に僕も、本せどりを始めたての頃は定規かメジャーを持ち歩こうか…と考えたことがありました。
しかしある時、誰もが普段よく持ち歩いているものの中でぴったり2センチのものがあることに気が付きました。
それは…。
『1円玉』です。笑
タイトルにも書いた、ポケットの中に○○○は1円玉です。笑
正直言って、僕以外に本の厚さを1円玉で測っている人は、うちのスタッフ以外には見たことがないので主流ではないかもしれませんが便利なので本当におすすめです。
本の厚さと重さの話 まとめ
車でせどりをしていると厚さや重さはそこまで気にならないのですが、電車やその他の手段で移動している人からしたら切実な問題です。
そのため、仕入れの対象から外しがちですが、みんなが避ける商品は美味しい商品が多い…。と考えて仕入れてみるのもありだと思います。
ただ、ゆうメールとクリックポストが混在していると、発送の手順も少し複雑になるのでそこらへんの兼ね合いも考えて検討してみてください。
今回の記事は、ただ『1円玉』の有用性と素晴らしさを書きたかっただけなのでこれで終わりです。笑
硬貨の変更があっても、1円玉のサイズだけは2センチのままであって欲しいですね。
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