最近ツイッターを毎日見ていて感じるのが、本せどり専業の方のアカウントの少なさ。笑
本せどりについては僕の得意分野ということもあり、これまでも基本的なことを書いてきましたが今回はその最大のメリットである、安全性に特化して書いていきたいと思います。
僕が本せどりをすすめる理由
そもそもなんでこのテーマで書くことにしたかと言うと、最近ツイッターで
『資金が回らなくなったのでしばらくせどり辞めます。』
といったツイートを何回か見たからです。
せっかくやる気と時間があるなら勿体ないので…。そんな人に『こういうせどりもある』ということを知ってほしくて書くことにしました。
本せどりのメリット
そもそも本せどりのメリットをおさらいすると
- 回転率が良い
- 商品数が多い
- 商品が小さい
- (ブックオフの)仕入れの数が多い
- 商品の単価が安い
- (きちんと記載し販売すれば)返品率が少ない
他にも探せばありますが、とりあえず今回はこんな感じで解説していきます。
回転率が良い
そもそも近年『本が売れない』という話は誰もが聞いたことがあると思います。
出版科学研究所のデータによると、紙の出版物販売額は平成8年をピークに現在はピーク時の半分まで落ち込んでいる…。とされています。
じゃあ全然売れないのか??
と聞かれたら、僕は「いっぱい売れます。」と答えます。
少なくても僕はここ2年間で書籍を約2万3000冊売っていますからね。
約2年間でこれ…
因みに去年まで諸事情によりDVD専門の別アカあったので…
DVDも計15000枚くらい売ってました✌️
こうやって見るとえぐい… pic.twitter.com/x08E0tjHhX— あ。@せどり組織化中 (@at_0128) 2018年10月2日
電子書籍などの参入で売上は下がったのでしょう…。しかし『紙じゃないと読んだ気がしない。』という、ユーザーが一定数いますからね。少なくてもうちのお店ではCDやDVDと比べて書籍は圧倒的に売れやすいです。
商品数が多い
言わずもがな…。といった感じですが、本当にこれは大きいメリットです。
書籍の枠の中にも、単C専門のせどらーとか雑誌せどらーとか、児童書せどらーとか…。本当に様々なせどらーがいるくらいですからね。
実際に本せどりはライバルも多いですが、それでも仕入れできるのはこの圧倒的な商品数のおかげと言えます。
商品が小さい
これも当たり前ですが、本棚さえあれば収納できるので…。
例えば4畳半くらいのスペースでも3000冊以上の本が保管できます。(勿論、あまりにも大きい本ばかりだとそうはいかないですが。)
また車さえあれば一日で300冊とか仕入れても、普通に持ち帰ることが可能です。
運ぶときに腕がちぎれそうになりますけどね。笑
(ブックオフの)仕入れの数が多い
これは実際にせどりをしていると目の前で見れるのですが、ブックオフの買取で一番多いのは本です。
特に大型の店舗では、土日祝の午前中は買取に列ができるくらいです。
こんなに売りたい人がいるんだな…と驚きます。
つまり一度行った店舗でも、1週間ほどたつとまた棚が潤っている…。こういう状況はCDやDVDではなかなかありません。
商品の単価が安い
中にはとんでもない値段の本もありますが、多くの場合3000円以下です。
またブックオフには単Cコーナーがあるので、通常の営業では最低108円から購入できます。
単価が安いことは、 売れ残ってしまった場合の損切や処分のしやすさにもつながるので、資金の少ない人やせどり初心者にとって一番のメリットになります。
(きちんと記載し販売すれば)返品率が少ない
本は基本的に紙でできているため、破れたり水濡れした場合隠しようがありません。
変に修復しようとすると逆に傷めてしまったりもするので、基本的には仕入れの際に気を付けてチェックし、見た目に問題のある商品はなるべく仕入れないことが大切になります。
しかし、ずっと本を販売しているとどうしてもこういった問題のある商品を仕入れてしまうことがあります。
その場合は…。しっかり説明文に記載し『可』で販売すれば問題なく売れます。
そして少なくても僕の店舗では『可』で販売した商品が返品されたことはありません。
勿論、FBAと自己発送の違いはあるかもしれませんが、CDやDVDに比べると本は返品率がとても低いです。
1ヶ月前に購入した商品の推移 【実例】
ちょうどこの記事を書いているのが4月4日なので…。一か月前の3月5日に仕入れた商品の例を紹介します。
この日の仕入れの一部ですが…。S店舗で200円の本を46冊購入しました。
1か月後の本日までで売れた本は25冊。入金額は16,315円でした。
送料に関しては都合により詳しい数字を言えないのですが、一冊あたり100円以下なので
商品の価格 200×46=9200円
送料 100×25=2500円
梱包資材 6×25= 150円
という感じで計算していくと、21冊残した状態でもう既にペイ…しているどころか4000円以上プラスになっています。
この21冊の中には少し回転率の悪い(利益率は高い)商品も混ざっているのですが、おそらく遅くても3か月以内に売り切れるでしょう。最悪の場合、ずっと売れずに2冊くらい処分することになるかもしれませんがそれでもマイナス400円ですから…。いかに安全か分かりますね。
本せどりのススメ まとめ
本せどりは他のせどりに比べると作業量も多く、利益額も少ないため敬遠されがちです。
こうやって書いている僕も、CDやDVDのほうが一つ一つの商品の利益額が大きいため本を敬遠した時期もありました。
単価が高いことは利益額が大きいことにつながるので、楽をしようと思うとだんだん単価の高い商品に目を向けがちになりますが、当然リスクも大きくなります。
単価の高い商品を仕入れる前に自分のお財布と相談しないといけません。
こうなってくると資金が少ない人は、余程売れる自信がある商品しか仕入れられなくなります。
そして毎日毎日、何度も何度も『FBA入出荷作業』をチェックし、一喜一憂する生活になります。
確かに高単価の商品にも魅力があるので、そういったせどりを否定するつもりは全くありません。実際に僕も仕入れていますし、、、ただ(特に初心者の方が)そればっかりになるのはおすすめできません。
たまに本せどりのことについて聞かれるんですけど、本せどりで一番大切なことは『コツコツ続けること』だけです。
その安全性や、組織化のしやすさから多数のライバルがいて圧倒されるかもしれませんが、結局は作業量だけがものをいう世界なので、自信があるかたは軽い気持ちで参入するのがおすすめです。
(本当はあまりにもライバルが増えるのは好ましくないので…。都内と神奈川県の人には読まないで欲しい…。と思っているのは内緒です。笑)
コメント