【雑記】ブックオフせどりとは自分にとって何かを再確認した日。

せどり

何のためにせどりをするのか??

僕の住む…そしてブックオフ発祥の地でもある某K県は緊急事態宣言下にも関わらずウルトラセールとのことで数多くのお客さん、また数多くのせどらーがブックオフに来店していました。

そんな中で『ブックオフせどり』という行為は自分にとって何なのか…改めて少しだけ考えてみました。

そもそもなぜブックオフせどりをしているのか

暑い日も寒い日も、雨の日も雪の日もかれこれ7年間くらいせどりをしてきました。

せどりをする前は何をしていたかというと…暑い日も寒い日も、雨の日も雪の日も世にいう『スロニート』をしていました。

GOD引けばワンチャン。

家の仕事を手伝いながらだったので一応兼業ということになりますが…まあ、その辺りの細かい話は今回はあまり関係ないので端折ります。

話を戻しますが、なぜ今ブックオフせどりをしているのか…結論から言うと僕の場合は完全にお金のためです。

しかし、そんなブックオフせどりにも良い点と悪い点があります。完全に僕の主観ですので悪しからず。

ブックオフせどりの良いところ

そもそも僕はせどりが好きです。いや、おそらく好きです。

せどり(この場合は中古品せどり)の良いところを思いつくままに挙げていきます。

  • 自分のペースで働ける
  • やればやるだけ稼げる
  • 結果が出るのが早い(即金性がある)
  • 基本的に後出しじゃんけんなので、トータルで赤字にするほうが難しい
  • 満員電車に乗らなくて良い
  • 在庫の仕入れから管理、販売などビジネスの基礎が身につく
  • 利益率が良いので低資金でも戦える

ブックオフせどりの悪いところ

せどりにも勿論悪いところや欠点があります。

せどり(この場合は中古品せどり)の悪いところを思いつくままに挙げていきます。

  • 色んな意味で…汚い
  • やらないと稼げない
  • 雨の日は色々だるい
  • ライバルが多い
  • たまに極度に『せどり』を嫌う店員さんとケンカになる
  • たまに極度に『せどり』を嫌うお客さんとケンカになる
  • たまに極度に『他のせどらー』を嫌うせどらーとケンカになる
  • 一般の人からみたらただの不審者
  • 仕事内容を聞かれたときに答えにくい

ブックオフせどりの現状

セール関係なしで言えることは

『最近ライバル増えたな』

ということです。

特に低価格帯の単行本、いわゆる単Cと呼ばれている棚です。

ここのコーナーは超人気で、どこの店にいつ行っても…というのは言い過ぎですけど、一週間誰にも触られてない棚は無いんじゃないか…と思うくらいライバルが増えました。

今回は本全品20%OFFのセールということで、普通に考えたら高価格帯の商品から狙っていくのがセオリーです。

うちの店舗でも初日、二日目はプロパーが取れる店を中心に狙い、後半は単Cも含めて…といった形を取ることが多いのですが、今回のセールでは既に初日から単Cコーナーにせどらーがいるのを目撃しました。

2日目には行く店舗行く店舗で単Cコーナーを全頭検索しているせどらーを見ました。

かなり衝撃的な光景でした。

またセール中ということもあり、数多くの一般のお客さんがいましたが、そんなことはお構いなしで脚立を使い脇目もふらず黙々とビームを当ててるせどらーさんも多く見られました。

ちなみに某T都に、せどりにとても寛容な神店舗があるのですが、つい最近大きな変化が2つがありました。

1つ目の変化

ここの店はせどりを始めた7年くらい前から頻繁に利用しているのですが、最近明らかに初めまして…みたいなせどらーが増えました。

また、どこかの地域から追い出されたのか分かりませんが、見た事のないグループせどらーも頻繁に見かけるようになりました。
このグループは店員さんがところてんのラベルを張っている隣に入ってまで、お構いなしにリサーチをします。(周りから見ると完全に邪魔です。笑)

元々激戦区なこともあり、せどらーが多いので必死なのは分かりますが、今までは何となく微妙な距離感を保ちながらリサーチしているせどらーが多かったのでかなり悪目立ちしている印象です。

2つ目の変化

そんな中、店舗にも変化が起きました。

その変化はこれです

当たり前のことしか書いてません。

でも敢えてこの貼り紙をした意味を考えてみてください。

こんな当たり前のこともできないせどらーが居るということですね。
そして多分何回か一般のお客さんからクレームが入ったんだと思います。

寛容だからと言って何をしても良いというわけではありません。ここは本当に間違えないで頂きたいです。

セールに参加して思ったこと

今回のセールはお盆ということもあり数多くのお客さんがいました。

中でも多く見られたのは子ども。

子どもは常に正直です。
子どもにビームを使っているところを見られてしまうとどうなるか…

『ママ、あの人何してるの??』

『ママ、何か変な人がいる…』

『ママ…あれ…』

などなど、想像するだけで恥ずかしい展開が。

何よりもその質問に応えなければいけないママのことを思うと申し訳ない気持ちになります。

僕は子どもが近くに来たときは検索をやめます。

悲しい未来が容易に想像できますからね。

しかし、先ほども書きましたが…数多くの一般のお客さんがいましたが、そんなことはお構いなしで脚立を使い脇目もふらず黙々とビームを当ててるせどらーさんも多く見られました。

何というか…言葉を選ばずに言うと

『本当にダサいな』と。

恐らくその人は泥臭くやるのがせどり…とでも思っているのかもしれませんが、あまりにも必死になりすぎて周りを気にしないと出禁リスクもあるしせどり禁止になるかもしれないし、店員さんに嫌われるかもしれないし…何よりもダサいですよね。←←

自分にとってブックオフせどりとは何か

ブックオフせどりって、かなり大変です。

  1. 店舗に行って、人目を気にしながらリサーチ、利益商品を見つけたら状態を確認し購入。
  2. 家に帰ったらすぐに検品、商品を管理し販売。
  3. たまに返品されたりクレームを受けたり、損切りもしつつトータルで利益を出す。

この繰り返しです。

うちの店舗では常時5000点くらいの商品を保有しているので、1日平均すると80点近くの商品が売れていきます。

そのおかげでそこそこの利益を出すことができています。(結構大変ですが。)

逆にいうとそこそこの利益を出すことができていることがせどりを続けられる唯一のモチベーションになっているとも言えます。

僕の高校生の頃の夢

『満員電車に乗らなくて良い仕事』

大学生の頃の夢

『満員電車に乗らずに済んで、そこそこ稼げる仕事』

今思えば、夢は叶ったとも言えます。

しかし、いつまでもこのような場所にいて良いのかな…と思うこともあります。

せどりを知る前の自分になった気持ちで冷静に考えてみてください…。

あなたはコンビニでお茶を買おうとしています。
飲み物のコーナーにつくと変なおじさんが棚の前に陣取って、一つ一つの商品を変な機械で検索していました。
どう思います??

『何かヤバいやついるんだけど!!』

『邪魔だな!!』

『待って、またあのヤバいやついるんだけど。この店来るのやめよう…。』

これが普通の反応です。

それを

みんながやっているから

とか、

ブックオフだから

とか、訳のわからない理由で正当化しているだけです。

ついでにもう一つ想像してください

あなたは合コンに参加しています。
めちゃくちゃタイプの子にこう聞かれました。

『お仕事何されてるんですか??』

どう応えます??

  1. 『えっと、広い意味で…こ、小売業かな』
  2. 『あ、あ、アマゾンでお店を出してるよ』
  3. 『本とか…えっと…色々売ってるよ』

こんな感じですかね。

毎日のようにブックオフに行って、必死にリサーチして利益商品を見つけて転売してるよ

と応えている勇者はいないでしょう。

ただでさえ『転売』という言葉に敏感な世の中ですからね。

いやぁ、ブックオフせどりかぁ。
…スマートじゃないですね。

でも、稼げるんですよね…。笑

だから僕はやります。人にはおすすめはしませんけどね。

やる理由なんて人それぞれでしょうけど、僕はしっかり稼いでしっかり納税して…なるべく他の人に迷惑をかけないように慎ましく続けていきます。

ただ、できることなら何年後かには隠居…もしくは、他の商材に移行したいな…。

とか言いながら、ずっと続けてそうですが。

多分同じように考えている方も多いと思います。

ただ悪い事をしている訳ではないので、ルールを守って、マナー良く、慎ましく頑張りましょう。

最後になりますが、マナーが悪いせどらーさん!!!

考えて行動してくれないとみんな巻き添えになってしまうので本当に自重して下さい。

稼げないから余裕がないのでしょう…。そんな時は自分を見つめ直して、そんなにせどりにこだわる必要があるか、他に適職があるのではないか…もう一度ゆっくり考えてみて下さい。

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