僕がせどりを始めるとき、一番気になったこと…。
それは仕入れの基準。
例えば一番分かりやすい目安である、ランキングでいったらどこまで仕入れるか。
当時僕は右も左も分からない状態だったので、色々な人のブログを読み漁っては勉強しておりました。
巷でよく見るランキングの基準
記憶を辿り思い出してみると当時良く見たのが。
利益率は30%目安で
- 本 200000位以内
- CD 50000位以内
- DVD 30000位以内
こんな感じでしょうか。(しかし、今考えるといったいどこからこの数字は出てきたのでしょう。笑)
この知識を元に実際にブックオフに出向いてみると、まあ取れない。1店舗に2時間いて仕入れ5個…とか本当によくありました。
まずブックオフ自体がAmazonを意識して価格をつけているので当然ですが、こんなに甘い商材はなかなか見つかりません。
と、なると利益率を下げるか、ランキングを少し無視するか…。
この究極の2択を迫られることになります。
利益率?? ランキング?? 大切なのはどっち??
ここで詳しく書くのは辞めておきますが…。 当時、僕も色々あって
『ひと月で200万円分の仕入れ』
という、今考えるとわけのわからない目標をたてていたんです。
その目標のために逆算すると一日で10万円くらい使わないといけない。そうなってくると1店舗で5個仕入れただけで帰るわけにはいかない。どうしよう。
ここで僕は決定的なミスをしました。
それは先ほどの2択…。ランキングの基準を甘くしたんです。
ランキングの基準を甘くした結果
出るわ出るわ!! 特にアニメのDVDコーナー!!
ランキングの基準を甘くしたらお宝の山じゃないか。これはいける!!!
仕入れをした日は、いっぱいお金を使った満足感からか特に気にしてなかったんですけど、いざ納品してみると、、、
全然売れない!!!
なんで???
いや、ランキングの基準を甘くしたので当たり前です。笑
さらに売れないので値段を下げ続け、同時に利益率も下がっていきました。
失敗から学んだこと
ありがちな失敗談ですね。これが作り話だったらいいんですけど、実体験だから困りますよね。笑
これはもう4年ほど前の話なのですが、未だにアニメDVDの棚を見ると当時のトラウマが蘇ります。(そしてアニメDVDの仕入れは現在も苦手です。笑)
こういう失敗をすると挫折して、せどり辞めよう…。ってなる人もいると思います。
僕は負けず嫌いなので辞めなかったですけど、その経験から学びました。
『モノレートは嘘をつかない』
(たまに嘘つきますけどね。)
そして利益率もランキングも、どちらも大事だということを思い知らされました。
取れる商品が見つからないときの対処法
実際に僕もそうだったのですが、仕入れられる商品がなかなか無いと焦りますよね。
せっかく遠くのブックオフまできたのに…とか。
駐車場代かかるからせめて駐車場代くらいは…とか。
そういう考えが出てきて、いつも仕入れないような商品を買ってしまい、あとで価格設定するときになんでこんなの買ったんだろう…。ってなるんですよね。笑
これは本当にお金も時間も無駄ですから…お互いにやらないように気を付けましょう。
店舗ごとの価格の違いを理解する
ブックオフせどりをしている人のブログを今でもたまに見るんですけど、ブックオフせどりのメリットとしてリピート仕入ができると書いている人がいました。
理由はブックオフの価格はどの店舗でも同じなので…。と書いてあったんですけど、たしかにリピート仕入は可能なのですが、価格に関しては、ちょっと考えた方が良いと思います。
というのも、前に値札シールのブログを書いたのですが、まだ読んでない人は頑張って書いたので是非是非読んでください↓↓↓↓
このブログ内でも説明した通り、ブックオフでは同じ商品でも値段をつけた月によって商品の価格が変わってきます。
実際に僕もそうだったんですけど、初めのうちは全頭検索していたので商品の価格をいつのまにか覚えていくんです。
そうやっていくうちに
『この商品は1250円じゃ買えないけど、950円だったら買えるのにな。』
ってなることがたくさんありました。
そして、数か月後価格が変わって950円になったら、メンバー内で共有。
こんな感じで、回収していました。(逆に何回も仕入れてた商品が値上がりしてしまうこともよくあります。悲しいですが。)
つまり、そのお店で利益がでる商品がないからといって他のお店もそうだとは限らないということです。
ブックオフの価格はAmazonの価格と同じ??
確かにブックオフはAmazonの価格を意識して値段をつけています。
そして大概の場合、Amazonの最安価格より10%くらい安い値段がつけられています。
本当は安いんですよブックオフって。でも何か高いイメージありますよね。笑
僕の中では特に邦画とBlu-rayのような、人気のある商品は特に値付けが厳しいイメージがあります。(商品棚のまえで一般客の方が「たっか!!」って言っているのをよく見ますし。笑)
逆に意外と値付けが甘いのが洋画コーナー。
こちらの商品は長いこと950円で販売されていたのですが、ある時価格差に気づかれ1250円になり、現在は1550円になってしまった店舗もあります。
冷静に考えてお客様から言い値で買い取ったものを値上げするのはどうかと思いますが、まあそこは置いておいて。
こんな感じで、確かにAmazonを意識して価格設定はしているのですが、商品の相場は常に変動しており、そして本当に全ての商品を網羅しているわけでは無いので、価格差は必ず生まれます。
ブックオフにはセールがある
今、寺田心くんが出演していて何かと話題になっているブックオフのCMですが、年末やゴールデンウィークあたりにはウルトラセールのCMもやっていますね。
でも実はブックオフのセールってそれだけじゃないんです。
僕がせどりをしているなかで一番甘かったセールが
『5枚以上購入で1550円以下のCDが半額』
前にやってたアメブロの記事ですが、うまく見れてますかね??
ここにも書いたのですがこの日は 2日間で764点、計465496円分の仕入れを行いました。(この2日間はアドレナリンがドバドバ出ていました。笑)
ここまで大規模なセールではないですが、他のセールは探せばわりと毎週のようにやっています。
確認方法はブックオフのホームページや、ラインで配信されているので頻繁にチェックした方が良いですよ。
そして一番おいしいのがシークレットセール。
店内にPOPが貼りだされるだけで、ホームページなどにも記載されないセールを行う店舗もあります。こうなると事前に確認はできずライバル不在の為、のんびりと美味しい仕入れが行えます。
ブックオフの仕入れ まとめ
長々と書いてきましたがブックオフの仕入れは慣れれば簡単です。
ようは利益の出る商品があるお店に行けるかどうか…。ここが全てになります。(勿論、利益の出る商品への知識が必要なので、ここで経験の差がでます。)
せどりを始めたての頃はランキングや利益率の基準を決めるのは大切ですが、実際に慣れてくるとそこまで厳密に守っている人はいないと思います。
感覚で…。と言ったら大袈裟ですがモノレートと何度も向き合い販売しているなかでランキングがすべてではないことに気づきます。しかし仕入れに慣れないうちは利益率よりもランキングを意識して仕入れたほうが良いです。
回転率が低くなると資金が回らずに…。ということにもなりかねません。
ということで、ブックオフせどりはまずは何よりも回転率、慣れてきたら利益率の順番でいくのがおすすめです。
そして、何もない店で粘るのは本当に意味がないので、面倒だと思っても移動しましょう。
くれぐれも僕のような失敗をしないでくださいね。笑
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