禁止(きんし)とは、ある行為を行ってはいけないこと、またはその状態をいう。
Wikipediaより引用
ブックオフせどりにおける禁止行為とは何か
これはお店次第なのですが、残念ながらブックオフには未だにせどりが禁止されている店舗があります。
そして当然ですが僕自身、せどりを行う中で何回も注意された経験があります。
注意されて直ぐに引き下がる性格ではないので、注意を受けるたびに店長を呼んで禁止の理由を毎回聞いているのですが…。
『前に来たせどりの人が、一般客の迷惑になったから。』
という理由が一番多かったです。
ホームページや、前に一度お客様サポートセンターに電話して確認したことがあるのですが、基本的にせどりの禁止はその場の店長が決めているらしいです。
注意を受けた実例
直近で注意された店では、そのお店の前の店長さんとは話し合ったことがあり、その時点では
『バーコードリーダーの利用のみお断りします。カメラなどでの検索はOK。』
とのことだったので、その日も普通にルール通りやって帰ろうかな…と思っていたところ、初めて見た店員さんにカゴの中をジロジロ見られたので確認したところ
『転売目的のお客様は帰ってください。』
と言われました。笑
どうやら新しくきた店長だったようですが…知らないわ!!ってなりました。
そもそも転売目的もなにもブックオフ自体が転売だし、僕も古物商なので同業。さらにブックオフは素人から言い値で買い取っているのに比べ、僕たちはブックオフが付けた値段で買えるかどうか判断して買っているだけなのに。
という気持ちを噛みしめながら、
「店長が変わったのなんてこちらは知らないので、突然ルールを変えるなら張り紙でもしてくださいね。お互いそのほうが楽ですよ。」
と伝えたところ、こう言われました。
「お客様に向けての張り紙しかしません。」
つまりその店長からしたら『せどり』を行う人はお客様ではない…という判断のようです。
なぜ禁止になったのか??
勿論、店長が代わったことが一番の要因ですが、なぜダメなのか確認したところ
『前に来た人がかごを広げて置いていて、他のお客様からクレームがきたから。』
と言われました。
つまり、この1人の迷惑なせどらーの愚かな行為が、僕を含め、慎ましくせどりをしている人全員を巻き添えにした。
ということです。
禁止店舗には近づかない方が良い??
慣れないうちは注意されただけで頭が真っ白に…。
なんてことにもなりかねませんので、禁止店舗には近づかないほうが良いと思います。
しかし禁止店舗は他のせどらーも注意を受けているため、利益の出る商品が残っている確率が高い美味しいお店でもあります。
とは言え、勿論ルールを破ってまでやるのはおすすめしません…が、例えば禁止店舗でもバーコードリーダーだけNGとか、他のお客様が居ないときならOKとか、文庫本だけNGとか、色々なお店独自のルールが決まっている場合が多いです。
そこの確認ができれば、仕入れることも可能になります。
勿論、ある程度仕入れに慣れてくると目利きで取れる商品が増えていきますので、見てとっていく分には何も問題ありません。
それと、これはある意味裏技なのですが、同じお店でも午前中は注意されるけど午後からは大丈夫というお店がたくさんあります。
時間帯によって店員さんも代わるので…。ということです。
せどり禁止について まとめ
そもそも本来、せどりを行う人は商品をたくさん買ってくれる良いお客様です。
お店によっては店長自ら、ガンガン買って行ってください!!
と言ってきたり、(自分が異動になるときに)次は○○店にいるので是非とも買いに来てください!!
と伝えてくる人もいました。
実際に僕もAmazonで販売していると、同業者だったり、輸出しているお客様によく購入してもらっています。(勿論知らんぷりしていますが。笑)
こちらの販売したい価格で買ってもらっているので文句が出るはずもありません。
にもかかわらずブックオフでも未だに禁止店舗がある理由…。
それは売り上げ以上に店舗ならではのデメリットが大きいからだと思います。
- かごを大きく広げるせどらーやかごを放置しているせどらー。
- バーコードリーダーで読み取りたいからといって、値札シールを半分剝がすせどらー。
- かごを足で蹴りながら移動するせどらー。
- 棚がぐちゃぐちゃ、出した本すら戻さないせどらー。
- 他の一般客が周りにいるのに棚を譲らないせどらー。
と、例をあげたらキリがないくらい、マナーが悪いせどらがーがいるのも残念ながら事実です。
その人たちだけがせどり禁止になるなら自業自得なのであれですが、周りでルールを守ってやっている人たちまで巻き添えになるのは悲しいですね。
それでは自分たちはどうするべきか??
例えば店員さんが品出しするときは棚を空けて移動するとか、レジでお会計している時に愛想よくするとか…そういった当たり前なことをしていると店員さんが優しくなることもあります。
お会計が終わったら頑張って口角を上げ、「ありがとうございました。」と言って帰ると「また、お待ちしております。」と言ってもらえる確率も上がります。
ということで、当たり前の話で申し訳ないのですが、目先の利益だけに捉われず、マナーとルールを守ってひっそりと共存していくのが一番です。
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