ブログを久しぶりに開きまして、まずはログインできて良かったな…とホッとしております。
今回ブログを書こうと思ったのは、昨日ちょっと衝撃的なことがあったからです。
と言っても、僕のこの放置しまくっているブログでは特になにも効果がないと思います。
ですので、見た方のなかで少しでも共感された方は是非是非拡散をお願いします。
※単C全頭型せどらーの方の中には気分を害される方がいると思いますので、読まれる際はお気を付けください。
本せどりの現状
僕がせどりを始めたのは2015年。
(すでに8年ほど経っているという事実に驚きを隠せません。)
8年の間に、色々ありました。
元々本せどりは定期的にライバルが増えたり減ったりを繰り返しています。
しかし最近顕著に増えたな…と思うのが単C全頭型せどらー。
昔から一番ライバルが多いジャンルではありますが、最近特にたくさん見かけるようになりました。
いつも行くお店にいつも行かない曜日に行ってみたら…
— あ。@物販&投資 (@at_0128) April 3, 2023
見たことないせどらーがたくさん居ました😢笑
夫婦みたいな2人組が全頭してて、別のところ見た後にもう一度覗いたら今度は別の夫婦みたいな2人が全頭してました🙄
『そこ、さっき全頭してる人いましたよ!』
言いたいけど言わないし言えない。
僕のツイッターは基本的に9割くらいはネタなんですけど、このツイートは本当です。
僕自身が毎日行ってるわけではないので推測なのですが…。
おそらくこの店には毎日のように何組ものせどらーが居るのではないでしょうか??
ライバルが増えると何が起こるでしょうか??
- 利益が減る
- やる気がなくなる
- 争いが起きる(可能性がある)
- 暗黙のルールが崩壊する
- 店員さんがイライラする
- やる気がなくなる()
あげればキリがありません。
争いが起き、そして暗黙のルールが崩壊する
ここ数年、特に感じるようになったのですが…。最近いろいろな意味で余裕がない人が多いです。
僕が主に都内に派遣しているスタッフ(ここでは仮にX君とします)からこういう愚痴を聞くようになりました。
- X君『値下げしてる棚を見つけてリサーチしてたら変な夫婦見たいなせどらーに挟み込まれたんすよ。』
- X君『なんかリサーチしてたら変なせどらーに隣に来られた上にカゴ蹴られてオラつかれたんすよ。』
- X君『店員さんがところてん作業してたから他の棚を見て待ってたら、他のせどらーが作業中にも関わらず横から全頭し始めて…全部持ってかれたんすよ。』
- X君『トイレ行ってからお会計しようとして端にカゴ置いといたら利益商品盗まれたんすよ。』
X君の見た目は大人しい感じの、どこにでもいそうなオタクみたいなタイプの人間です。
半分くらいは舐められているのが原因だと思うのでこう言ってやりました。
『髪の毛をさ…。水色とか、派手な色にすれば解決するんじゃない??』
(勿論却下されました。なぜ?)
因みにですが僕も前に今はなき(ありますが)都内の某M店でせどりをしていると頻繁に横に入られたり、店員さんがところてん作業中にも関わらずお構いなしに横からリサーチし始めるせどらーをよく見かけました。(基本的に舌打ちではなく『うわちっか』『ドン引き』と小声で言って対応します。)
せどりにすごーく寛容だったはずのM店ですが、その後
- リサーチされる際は周りにご配慮ください
- カゴを放置しないでください
- 店員の作業中は近くでリサーチしないでください
という流れに沿って徐々に厳しくなっていきました。
そして数ヶ月後、、、絶望の張り紙が。
衝撃的でした。
僕はここ数年、このM店と都内にあるI店が禁止になったらせどりも終わりだな…。
とよく冗談半分で言っていたのですが、まさか本当にこんなことが起きるとは。
勿論被害者ぶるつもりはありません。むしろ禁止になってしまった直接の原因はわかりませんが、僕たちが知らないうちに迷惑をかけていたのかもしれませんし…。
真相は闇の中です。
なぜせどりが禁止になるのか
ようやく本題です。前置きが長くて申し訳ないです。
今回やばいやばいと騒ぎ立てたのは僕がせどりを始めた時からずっとお世話になっている神店舗が
終わりました。
ビームがどうとかではなくせどり行為が禁止。
見つけ次第声掛けしカゴ没収。
これは終わり。(貼り紙を無視してCDコーナーをリサーチしてるせどらーいましたけど。)
前にも書いたかもしれないし書いてないかもしれないのですが、ここでもう一度せどりが禁止になる原因を考えていきます。
圧倒的に邪魔でウザい
これは絶対あると思います。
最近特によく見かける単C全頭型せどらーは大体これなのですが
- 長時間の棚占有
- 毎週のように来店し全頭リサーチ
- 品出しの最中でもお構いなしにリサーチ
- 赤カートやストッカーも勝手に開けて我が物顔でリサーチ
- 他のお客さんが居るのに気づかない(もしくは気づかないふり)でリサーチ
ブログなのにウザいとか書くなよ。という話なのですが、一番しっくりきてしまいました。
仮に自分が店員だったら。と、想像してみてください。
毎週、いや人によっては週に2、3回も当たり前のように来店してやっすいサービスコーナーだけ長時間をかけて全頭していく上に、他のお客さんや店員さんにすら配慮できない客を『お客様』と呼べますか??
僕が店員だったら正直言って来ないで欲しいですし、絶対裏で変なあだ名つけちゃいます。
価値のある商品だけ持っていく
前にブックオフの店長さんと話をする機会があったのですが
『安いサービスコーナーを楽しみに来店してくれるお客さんが多いので、うちの店では単Cコーナーだけせどりをお断りしております。』
とおっしゃってました。
これはブックオフだけでなくドラッグストアとかも同じで、客寄せのために安い食品を置くことで来店機会を増やし、来店機会を増やすことによって利益率のよい薬や化粧品などを買ってもらう…という戦略です。
店舗によると思いますが、このように考えている店長さんからしたら値下げした直後に大量購入されるのは意に反する。というか、できればたくさんの方にお得な本を楽しんでもらい(あわよくば高い本も買ってもらいたい)ので禁止にしたのでしょう。
一般のお客様ありきの商売なので当然と言えば当然です。
因みに先ほど登場したうちのスタッフX君がこんなことも言っていました。
X君『この前ところてん作業してたから終わるの待ってたら、そのまま赤カートに乗せてレジの裏に隠されたんすよ。最近そういう店多いんすよ。』
僕君『それはさ、、き、嫌われてるね。たぶんだけど。』
一般のお客様からのクレーム
ブックオフ的にはこれが一番の原因…ということになっています。
昔は『せどり』と言ってもピンとくる人は少なかったと思います。
しかし最近は毎日のように『転売ヤー』という言葉を聞くようになりました。
そして一般客からすると僕たちせどらーがまさに『転売ヤー』です。
説明するまでもないですが転売ヤーの印象はとても悪いです。
一般のお客さんからしたら
何しているのかはよく分からないけど存在自体が悪だからいなくなれ。消えろ。
と思われているに違いありません。
僕もM店でリサーチしてたらちょっと小汚いおじいさんに
『ちっっ!!!乞食が!!!』
とめちゃくちゃ小さい声で言われました。一応住む家はあるんですけどね。
見ず知らずのおじいさんにそんなこと言われてしまうくらい嫌われていることに少し、いやかなりショックを受けました。
せどらーが増えすぎた
最近特に見かけるのは
『ズラす』とか『人がやっていない』とか『泥臭く』とかいったワード…。
これって裏を返せば普通にやっているだけでは稼げないということではないでしょうか??
実際に、もしもこの世の中にせどらーが一人だけだったら単Cコーナーだけで月収100万なんて余裕でいけちゃいます。
しかし実際にはライバルがたくさんいて、普通にリサーチしているだけではそこまで稼げません。
そこで人が見ていなそうな場所をリサーチ、もしくは人がやっていないようなことをします。
- 開けていいか分からないストッカーを勝手に開けちゃう人。
- 店員さんが今から並べようとして置いてある本を勝手にリサーチしちゃう人。
- 書き込みを当然のように指摘して、レジで値下げを狙う人。
- ブックチケットを不正利用しちゃう人。
ストッカーに関しては、『ご自由にご覧下さい』と書いてある店舗以外、基本的には勝手に開けてはいけません。
店員さんの作業中にリサーチしたり、書き込みを指摘したり…。
因みに僕も書き込みを指摘したことあるんですけど、店員さんからしたら
『は??じゃあ買うなよ!!なんだこいつ。くそ転売ヤーのくせに。』
と思われる可能性が高いので、心が持たずにすぐやめました。
ブックチケットに関しては複アカ利用したり、スクリーンショットで使い回ししたり…。と、もはや犯罪行為をしている人が居たと聞いています。
ブックチケットの不正利用が多い
実際によく行く店舗の店長さんが
『ブックチケットがキラキラ光っているのはスクショ対策なんですよ。』
と教えてくれました。
そして某M店ではレジ前に複数アカウント不正利用についての貼り紙がわざわざしてあるくらいのトラブルがあったようです。
そして事実、ブックチケットは頻繫にルールの改定が行われています。
2023年7月3日以降は月100冊までの制限がつくことになりました。
複数プランも購入できなくなりました。(複数買えたの知らなかったですけど。笑)
最近僕の周りでせどり禁止になったお店は4店舗。
すべての店の共通点はブックチケット利用可能&単Cコーナーの価格が220円以下のまま
禁止になる前はどの店舗もいつ行っても必ずせどらー居るな…。という感じだったので、無関係とは言えないと思います。
本がそこまで売れなくてもやっていけると判断した(??)
ブックオフの決算説明資料をご覧になったことはありますか??
ブックオフの商材別売上推移をみてみると今まで主力だった書籍の構成比が全体の30%を切っています。
前年比でも書籍以外の商材は伸びているのですが、書籍だけ足を引っ張っているのが現状です。
そんな中で異常なほど数値を伸ばしているのが『トレーディングカード・ホビー部門』
主にポケカだと思いますが、ポケカのために棚を、場所を削ってまでデュエルスペース(対戦用スペース)を設置しはじめた店舗も多くみられ、その本気度が伝わってきます。
このブームがいつまで続くかは分かりません。
しかしブックオフからすると
『前からクレーム多いし、無理して本せどりさせなくても俺達にはポケカがある!!そうだせどりは排除しよう!!!ポケカっ!ポケカっ!!』
という流れになっているのかもしれません。
これはただの推測なので悪しからず。
まとめ
正直いって書き足りないですがそろそろまとめていきます。
今回書いた内容ですが、勿論地域や店舗によって考え方が違うので絶対こうだというわけではありません。
店舗によっては全頭してたくさん持って行って欲しいと考えている店長さんもいるし、わざわざ話しかけてきて
『○○コーナー下げたんで見てってください。』
と声をかけてくれる店員さんもいます。
しかし、基本的にはせどりに関して快く思ってないお店が多いと思います。
せどりもスロットのハイエナもそうですが、長く続けるコツは目立たないことだと思います。
- 同じ店に週に何回も行くのをやめる
- 同じコーナーに長時間はいないようにする(30分とかいたら邪魔なので)
- 他のせどらーがいる場合は諦めて別の棚を見るか店移動する
- 店員さんの作業中は諦めて他の棚をみる
- お店のルールや人としてのマナーは守る
これで稼げなくなる人は他の仕事を探しましょう。
僕たちはあくまでも店舗のご厚意に甘えている存在です。
みんなやっているから普通のことだ。と感覚がマヒしてしまっている人が多いような気がします。
最後になりますが
『全店舗せどり禁止になったら終わりです。』
何回も言ってますが、本当に気を付けていきましょう。
苦情はツイッターで受け付けます。たぶん。