先日ある店舗で仕入れをしていたところ、いつもは顔を見ても当然のようにスルーしてくる店員さんが珍しく話しかけてきました。
この店舗、店長が変わったりなんだりで禁止なのか禁止じゃないのか未だによく分からないお店。
しかし話の内容を聞いてみたら少し危機感を感じました。
ということで…。今回はその危機感をシェアしようと思います。
そこの店舗と僕の歴史
ここの店舗にはもう5年間お世話になっております。
1年目は禁止店舗でした。
お店にも張り紙があり、実際に注意されている人を見たことがあります。(めちゃくちゃ大声で逆ギレしてたので印象的でした。)
あのおじさん、まだせどりしてるのかな?笑
当時僕はせどりを始めたてだったため、注意されるのが嫌でそのお店は避けていました。
2年目くらいから、『せどり禁止』の張り紙が外されました。
しかし
張り紙が外れた=せどりOK
ということでも無いので、取り敢えず注意されるまでやってみることに…。
結果、バイトリーダーみたいな人に注意されたのですが、少し話してみると全面禁止では無いようで
- CD、DVDはバーコードリーダーもOK
- 文庫本以外はバーコードリーダーを使わななければOK
- 文庫本はせどりNG
と言われました。
その後、店長が2回変わり今に至ります。
果たして今は禁止なのか…。禁止ではないのか…。
現在のお店の状況
ひとつ前の店長はプロパーから単Cに落とすペースが早く、僕のせどりとは相性が良かったのですが、今の店長はプロパー内で値段を下げて売ろうとするタイプなので少し取りにくくなりました。
そして前に比べライバルが増えた印象です。
レジ前の目立つ場所に文庫本があるのですが、先日2人組の高齢のせどらーがバーコードリーダーを使って全頭検索していても何も言われずスルーされていたので、おそらく禁止ではないはず…といった感じです。
店長によって禁止か禁止じゃないかが変わるので、店長が変わった直後はいつも探り探りの仕入れになります。
店員さんが話しかけてきました
その店員さんは僕がせどらーということに当然前から気づいているのですが、追加のカゴを持ってきてくれたり、愛想が良かったりと、どちらかと言うとせどりに寛容なタイプの方でした。
今までバーコードリーダーを使っていてもスルー、こちらが検索していてるときは放っておいてくれる感じだったのですが先日急に近づいて話しかけてきました。
内容としては
- バーコードリーダーを使っての検索は全然OK
- 棚を荒らすのは勘弁して欲しい
- 勝手に下の棚(ストッカー)をあけるのはやめて欲しい
とのことでした。
その店員さんも僕がやっているわけじゃないのは分かっているみたいで、申し訳なさそうに伝えられました。(店長さんからせどらーを見かけたら声掛けするように言われたみたいです。)
ただこの声掛けによって僕としては
『慎ましくやっていればせどりOK』
という確証を得ることができたので…。得るもののほうが多かったです。
しかしここまで声掛けを徹底するには、店舗側にも苦悩があるのだということも感じました。
まとめ
前から何度も言ってますが僕たち店舗型せどらーはお店がないとせどりができません。
特にブックオフは、近年数多くの店舗が閉店しています。
実際に僕の自宅から車で30分の圏内でも、ここ5年間で4、5店舗ほど閉店し無くなってしまいました。
それに加えて、未だに頑なにせどり禁止の店舗もあるので…。
せどりに寛容な店舗は僕たちにとって貴重なお店だということをもう一度、再認識するべきだと思います。
その上で
- 他のお客さんの迷惑にならないように気を付ける
- お店側の迷惑にならないように気を付ける
この2点を必ず守るようにしましょう。
その具体的な方法としては
- 棚を独占しない(棚も本もお店の物なのを忘れない)
- カゴを広げて置いたり、放置したりしない
- カゴを蹴って移動しない
- なるべく静かにリサーチする
- リサーチが終わった後は、本棚を綺麗に直す
- ラベルシールを勝手に剝がさない(下手したら値段を付け替えてると思われるので本当にやめたほうがいいです。)
- 許可なくストッカーを開けない
- 店員さんが品出し中は邪魔にならないように配慮する
などなど、あげたらキリがないですが…。
何よりもお店への感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。
前にも言いましたが、店員さんに嫌われても良いことないですからね。
こんなの当たり前のことだと思うのですが、どうやらせどらーの中にはその当たり前のことができない人もいるようです。 (最終的に自分で自分の首を絞めることにもなります。 )
その人だけが出禁になる…。ならまだしもブックオフの傾向をみると
1人のせどらーがお店に迷惑をかける=せどり禁止
といった感じになるので…。
お店にもお客さんにも迷惑をかけないように、ルールやマナーを守ってせどりを頑張っていきましょう。
どうか宜しくお願い致します。
書いた手前、僕も一層気を引き締めていきます。
コメント