スロットに詳しくない人は読んでも意味が分からないかもしれないので、苦手な方はスルーでお願いします。(いや、頑張って書くので本当はみんなに読んで欲しいです。笑)
前回の記事で少し触れたのですが、スロットも優秀なキャッシュポイントになり得ます。その即金性と再現率の高さは『せどり』よりも優れている…。かもしれません。
今回はそのスロットに関して少しだけ掘り下げて書いていきます。
スロットのペイアウト率について
まず前提としてスロットは公営ギャンブルではありません。
公営ギャンブルとは、国が認めている賭博行為ですが今現在認められているのは
- 競馬
- 競艇
- 競輪
- オートレース
の4つしかありません。
それに近いもので宝くじのようなものもありますね。
因みに各ギャンブルのペイアウト率はこんな感じです。
- 競馬 75%前後
- 競艇 75%前後
- 競輪 75%前後
- オートレース 75%前後
- 宝くじ 45%
- スロット (機種によりますがおよそ)94%~
これだけみるとスロットは別格に感じますが、公営ギャンブルには手数料や税金の問題が関わってくるのでこんな感じになります。
スロットで勝つためには??
そもそもスロットで稼ぎ続けるコツはたった1つ。ペイアウトが100%を超える台を長時間打つことしかありません。
そしてそれを具体的に実践するための方法は2種類しかありません。
それは『設定狙い』と『ハイエナ』です。
設定狙い
前回ざっくりと説明したのですが、スロットには基本的に6段階の設定があります。
そしてその設定ごとに機械割が決められています。期待値とはペイアウト率のことで例えば100%だったら、期待値は投資額=回収額になります。(当たり前ですが回数をこなさないと確率は収束しないので…。短時間では100%にはなりませんので悪しからず。)
『設定狙い』は、この機械割が100%を超える台をただひたすら打ち続ける…。というシンプルなものになります。(1,2は低設定。3、4は中間設定、5,6は高設定と呼ばれます。)
勿論外から見ただけでは設定は分からないのですが、演出や小役の確率、ボーナス確率から総合的に判断して設定判別が行うことができます。
こうすることで低設定を打つ時間を短くして、高設定を少しでも多く回す…。これが設定狙いの打ち方になります。
ハイエナ
スロットには設定1でもペイアウトが100%を超える状態があります。(あ、勿論全ての機種ではないのですが…。)
たとえば1000回転まわすと絶対に当たる…のような『天井』が搭載されている機種があり、極端な話その機種を999回転から打っていれば絶対に負けることはありません。
ここらへんを詳しく書くと10000文字とかになってしまうので今回は省きますが…。
このように、機種の美味しいところだけを打って、期待値を積んでいくスタイルを『ハイエナ』と言います。
人が辞めていった美味しい台を打って稼ぐことからハイエナと呼ばれますが、ハイエナって本当は横取りするだけでなくきちんと狩りもするんですよね。あ、完全に余談でした。笑
スロット(ハイエナ)の激減
僕は大学在学中に悪友からスロットを教わり、そこから自分でお金を稼ぐことにどっぷりとハマってしまって今に至るので…ハイエナ歴は約10年ほどだと思います。(年齢がばれてしまいますね。笑)
昔は学校に通いながらハイエナだけで月50万円…とか、普通にかせ…。いや、今考えるとあれは夢だったかもしれません。笑
それこそ専業だったら月に100万円稼いでいた人もたくさんいました。
それは情報が限定化されていたことが一番の要因だと思います。…というのも、昔はスロットの天井とか当たりやすいゲーム数などの情報は雑誌を買わないと知ることが出来ませんでした。
また、ゲーム性などの情報もそこまで詳しく解説されていなかったので…どう考えても毎日スロット屋さんにいる暇人の方々のほうが様々な点で有利でした。
しかし今は『(機種名) 天井』とか『(機種名) 期待値』とか『(機種名) やめどき』のようなキーワードで検索すると親切な人が書いたブログで、誰もが簡単に無料で情報を得ることができるようになりました。
情報の質と時間をかけられることが専業のアドバンテージだったのに、そのアドバンテージは今やなくなってしまいました。
またそもそも天井自体がついていない機種や、天井到達時の出玉率が低い機種が増えたこともハイエナの激減に繋がっていきました。
僕の地元のスロット屋さんにも、昔はハイエナ専門の専業(エナ専)が常時5人くらいいたのですが、その時のライバルたちも今は一人もいなくなりました。今はどこで何をしているのでしょうね…。
スロット業界の今後
スロット(パチンコ)に関しては、公営ギャンブルではないため、突然規制が強化されることがあります。
近年では『ギャンブル依存症対策』として『イベント禁止』や『射幸心を煽る行為の禁止』などが定められてきました。
また依存させないために出玉率を減らしたり、短時間で大金を稼げなくなるような規制をかけているため、今の機種はだいぶマイルドな仕様の機種が多くなりました。
その影響もあってかパチンコホールの参加人口は年々減り続け、平成21年の1720万人をピークに平成29年には900万人まで減ったと言われています。
また売り上げの規模も一時期は30兆円産業といわれていたのですが現在は20兆円ほどにまで落ち込みました。
来店イベントの規制
つい先日『○○さん来店!!』のような有名人の来店イベントが禁止になった県もでてきてました。そしてこれからは全国的に禁止になると思います。(そもそも元々イベント禁止なので当たり前ですけどね。)
来店イベントは、勝手に来るだけだからイベントではない…。みたいな感じでやっていたみたいですが、つい先日TVを観ていたら『来店イベントでパチンコ屋さんに行くだけで○○万円もらってます。』みたいな方が出演していました。
それはTVで言ってはいけない話ではないのかな??と思いました。笑
健康増進法改正案の影響
喫煙をしない人がたばこの煙を吸い込む受動喫煙防止対策を盛り込んだ健康増進法改正案が3月9日に閣議決定されました。
僕は現在『非喫煙者』なのですが、少し調べてみると喫煙率は年々減少しており
たばこ産業の「2018年全国たばこ喫煙者率調査」によると成人男性の平均喫煙率は27.8%となっています。つまり約4人に1人ですね。
しかしパチンコ・スロット屋に限定してみると詳しいデータはないのですが…喫煙率は50%を超えると言われています。実際に僕も出入りしていているので、気にして見てみると喫煙者は50%以上いるんじゃないかなと感じます。
この流れで全面禁煙になったら更に厳しい状況になることが予想されます。
たばこ吸えないなら行かない…というユーザーは思っているより多いと思います。
スロットの現在と今後 まとめ
この業界はそもそも三点方式から始まり、税金の問題やら、イベントの問題やら…色々なグレーゾーンがひしめき合う中で成立している特殊な業界です。
専業の方には本当に申し訳ないのですが、個人的にはもはやパチンコもスロットも公営ギャンブルにしてしまい、きっちりと税金を納めさせるほうが良いのではないかと思います。
ペイアウト率が下がれば、当然ですが専業の方はきっと他の稼げることを探すようになるので、客全体のレベルも平均化されます。
ここまできて初めてパチンコ、スロット屋はきちんと『娯楽施設』としての役割を果たすことになるのではないでしょうか。
偉そうなことを書いていますが、僕も長いことそういう環境にいたので専業の方の気持ちも分かります。
しかし、きっと専業の方自身もきっと『このままではいけない。』と心の中ではずっと思っているのではないでしょうか??(実際僕もそうでした…。)
状況は厳しくなっていても自分は稼げているから大丈夫!!
という気持ちもわかるのですが、稼げているうちだからこそ、その余裕があるうちに少しずつ他のキャッシュポイントを探ったり学んでいくのも大切だと思います。
現実問題として最近『ライター』と呼ばれる方たちがごっそりとこの業界から去っていってます。
明日は我が身なので…。勿論僕も偉そうなことは言えませんが、きっと今やっていることより楽しくて稼げる仕事もあると思います。
自由にできる仕事も増えてきている世の中なので、一緒に頑張りましょう。
そして美味しいキャッシュポイントを見つけたら、こっそり教えてください。笑
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